フォールアウト76のプレイヤーの一部が、ゲームの7周年を記念したイベントに失望を表明している。ベセスダがこの記念日をイベントで祝った一方で、ファンは継続中のフォールアウト76プロモーションに対し、明確な記念テーマの欠如など複数の理由から批判している。
11月14日は『Fallout 76』の波乱含みのリリースから7周年となる日だった。いくつかの成長痛はあったものの、ベセスダはウェストバージニア州を舞台にしたこのライブサービスゲームのほぼ全ての側面を改善・拡張し、その過程で忠実なプレイヤー層を築き上げた。開発元は最近、このオープンワールドRPGを今後何年もサポートしていくという姿勢を改めて表明している。
フォールアウト76プレイヤーの一部、7周年記念にさらなる期待を寄せていた
フォールアウト76は現在健全な状態にあるものの、ベセスダは2025年の記念日を祝うために大きなリソースを割かなかった。一部のファンはソーシャルメディアで失望を表明し、開発者にもっと期待していたと述べている。現在、ゲーム最大のサブレディットのトップページに掲載されている投稿では、今年の記念日を「これまでで最も悲しいFO76の誕生日」と表現している。別の11月14日のスレッドでは、プレイヤーたちがバースデーケーキの不在を嘆いており、ベセスダは5周年記念時にはこれを提供していた。
Fallout 76 7周年記念イベントの実態
7周年記念として実施されている唯一のキャンペーンは、記念週間に毎日入れ替わる「Fallout 76」の季節イベントの特集である。一部のファンはソーシャルメディア上で、明確な記念テーマが欠如している点を批判。また、わずかな新規要素すら導入せず、再利用コンテンツに依存していることに不満を表明する声も上がっている。
フォールアウト76 7周年記念イベントへの反応は必ずしも否定的ではない
ベテランプレイヤー層の多くはベセスダの7周年記念の仕方に失望しているようだが、季節限定ショーケースへの反応が全て否定的なわけではない。一部のファンは以前逃した季節限定アイテムを入手できる機会を歓迎し、提供されるコンテンツの多様性を称賛する声もあった。背景として、通常の『Fallout 76』の週は毎時0分にメインイベントが1回開催される。これは効率的な周回ペースを生み出すが、本質的には今年の記念イベントよりもはるかに単調である。
『Fallout 76』新コンテンツが間もなく登場
7周年記念イベントでは目立った追加コンテンツはなかったものの、新たなコンテンツを待ち望むプレイヤーは長く待つ必要はありません。『Fallout 76』シーズン23「Blood x Rust」は、バーニング・スプリングス更新と併せて12月2日に開始予定です。このアップデートはアパラチアマップ史上2度目の拡張となり、オハイオ州の田舎に同名の新たな地域が追加される。テレビシリーズ『Fallout』に登場するキャラクター「グール」も登場し、ウォルトン・ゴギンズが声優として再演する。新たなクエストや派閥、追加アイテムなど、様々な新要素が盛り込まれる予定だ。

