テックランドの『ダイイングライト:ザ・ビースト』向け初のパッチ、ホットフィックス1.2.1がリリースされた。9月18日の発売以降プレイヤーが経験していたいくつかの問題に対処するものだ。『ダイイングライト:ザ・ビースト』は当初『ダイイングライト2:ステイ・ヒューマン』のDLC拡張として企画されていたが、人気ポストアポカリプス系一人称サバイバルホラーシリーズにおいて完全なスタンドアローン作品へと発展した。
ゾンビが蔓延る本作のファンは発売を待ちきれず、予約数が100万本を突破。これを受けテックランドは『ダイイングライト:ザ・ビースト』を1日早くリリースした。さらに発売前に購入したプレイヤーには、発光デザインを施したボラタイルテーマの車両装飾「APEXカースキン」が特典として提供される。これは「Hero of Harran」予約特典バンドル(ハラン・コンバットナイフ、イン・ジェイズ・メモリーピストル、ザ・フォロワークロスボウ、キャスターウッズパトロール車両スキン、アルティメットサバイバーアウトフィットを含む)に追加される特典である。
『Dying Light: The Beast』ホットフィックス1.2.1をリリース
9月22日、開発元は本作初のパッチとなるホットフィックス1.2.1を公開した。一部のプレイヤーが経験していた『Dying Light: The Beast』の「屋内降雨」と「乱れた昼夜サイクル」の問題は、いずれも修正済みである。これらの不具合はごく稀な状況でのみ発生したため、バロンとの最終決戦へ向けてパルクールで進むほとんどのプレイヤーは遭遇していないでしょう。Techlandはこのホットフィックスで、ゲームを予約購入したプレイヤー向けにAPEXカースキンも追加しました。プレイヤーのストレージで入手可能です。
『Dying Light: The Beast』のホットフィックス1.2.1がPC版で配信開始!ゲームを更新してください。コンソール版も近日配信予定!
屋内での雨と昼夜サイクルの乱れに関する問題を修正しました。
全プラットフォームでホットフィックスが適用され次第、APEXカースキンは… pic.twitter.com/XurGZtzeBn
— Dying Light (@DyingLightGame) 2025年9月22日
テックランドは『ダイイングライト2:ステイヒューマン』に対し、発売後5年間のサポート、アップデート、コンテンツ提供を公約したことで知られており、ファンは続編でも同様の取り組みを期待している。『ダイイングライト:ザ・ビースト』はシリーズ最高評価を獲得した作品となり、現在OpenCriticで批評家平均82点を記録している。本作は初代主人公カイル・クレインを再登場させただけでなく、ゲームプレイの中核となるパルクールを洗練させ、ゾンビが蔓延するシリーズ作品にプレイヤーが期待する緊張感を実現している。
テックランドの開発陣はすでに『ダイイングライト』シリーズ第4作の構想も抱えており、『ザ・ビースト』のファン(新規プレイヤーもベテランも)を興奮させている。もちろん現時点では、チームは最新作のリリースと、約束通り2027年まで『Stay Human』のコンテンツ・アップデート提供に注力している。しかし2015年に『Dead Island』開発チームが始めたこのシリーズには、野心的な未来が待ち受けているようだ。