鉄拳8』プロデューサー、Robloxのワッフルハウスステージに感動

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鉄拳8のプロデューサーは、Roblox内で再現された格闘ゲームに感動しています。

鉄拳8のプロデューサー原田勝弘氏は、バンダイナムコの格闘ゲームをRobloxで再現し、ワッフルハウスをモチーフにしたステージを盛り込んだことについて感想を述べた。鉄拳』シリーズは、全世界にまたがるファイターが多数登場し、様々な文化や武術スタイルが表現されていることでよく知られている。鉄拳8』のステージは、ローマ、フランス、ペルー、アメリカなど、世界各地の様々な背景が用意されている。リクエストが非常に多かったのが、ワッフルハウスをモチーフにしたステージだ。

鉄拳8』のファンからは、ワッフルハウスをモチーフにしたステージを要望する声が以前から上がっていた。この評判は、客が店内で従業員と乱闘しているバイラル動画が共有されたことで、広まり続けている。こうした要望の中には、冗談で出されたものもあれば、心からこのアイデアを熱望するものもある。原田氏はすでにこのアイデアにノーと答えているが、それでもこのアイデアを実現させようとするファンの動きは止まらない


TwitterユーザーのMemzDevは、鉄拳8のメカニクスをRoblox内で再現した動画をTwitterに投稿した。一方のRobloxアバターは三島一八を、もう一方のアバターは風間仁を表しており、三島一八のコンボストリングの1つを簡単に実演している。このツイートには「鉄拳がやらないことをやる、ワッフルハウスステージ」というキャプションが付けられており、ワッフルハウスステージの問題点についての原田の発言に言及している。このステージでは、イスやテーブルが倒され、レストランの壁を突き破り、駐車場で試合が続くというステージ転換もある。このツイートは原田勝弘の目に留まるには十分で、原田はこのツイートにシンプルに “Impressionnante!”と返信した。メムズは原田に感謝し、彼から賞賛の言葉を聞けたことはとても意味があったと語った。

鉄拳8×Roblox: ワッフルハウスステージと原田選手の感想

原田は以前、『鉄拳8』にワッフルハウスのステージを登場させたいというファンの要望に応え、このアイデアの最大のハードルについて言及した。レストランのブランド名から、まずワッフル・ハウスがそのアイデアを承認する必要があり、ワッフル・ハウスがそのアイデアを拒否すれば、実現はしない。というのも、鉄拳の世界では、アメリカのレストランを舞台とし、店外へと移行するステージは場違いではないからだ。

ワッフル・ハウスをベースにした『鉄拳8』のステージのもうひとつのハードルは、シリーズの生涯売り上げの半分がヨーロッパ市場から来ている、海外のオーディエンスだろう。そのため、ワッフル・ハウスのステージは、アメリカのプレイヤーにしかアピールできず、他のプレイヤーの頭上を飛び越えるような、ニッチで疎外的なものになるかもしれない。今のところ、ワッフルハウスステージというアイデアは夢物語のままだろう。