エレクトロニック・アーツは、『Skate』が9月16日に全プラットフォームで早期アクセス版としてリリースされると発表した。2020年に発表された本作は、15年以上も新作が途絶えていたスケートボードゲームシリーズの最新作となる基本プレイ無料の続編だ。シリーズ完全リブートとなる本作は、EAが開発を指揮するために設立したスタジオ「Full Circle」が開発を担当している。
一般公開はされていないものの、ファンはトレーラーやリーク情報、そして『Skate』プレイテスターによって共有されたプレアルファ版ゲームプレイ映像から、本作が提供する内容の一部を垣間見ることができている。発売が近づくにつれ、Skateのコンテンツモデル、カスタマイズオプション、ローンチ時点で収録が確定している100曲以上の楽曲など、タイトルに関する詳細情報が徐々にファンに共有されている。そして今、待望のゲームを手にする時期がいつになるか、EAがついに正式に発表したことで、待ち時間はほぼ終わりを告げようとしている。
『Skate』早期アクセス開始日
- 2025年9月16日
エレクトロニック・アーツとフルサークルは以前、本作のリリース時期について「『Skate』は2025年夏に発売予定」とほのめかしていましたが、具体的な日付は確定していませんでした。今回公開された公式トレーラーにより、Skateが9月16日にXbox Series X/S、Xbox One、PS4、PS5、およびSteam、Epic Games Store、EAアプリ経由のPC向けに早期アクセス版として発売されることが正式に確認されました。
ローンチ時は基本プレイ無料となり、クロスプラットフォーム対応により異なるシステム間のフレンドとの接続が可能。さらにクロスプログレッション機能を搭載し、複数プラットフォームから同一アカウントにアクセスできる。Skateはライブサービスゲームで一般的な「季節コンテンツモデル」を採用し、3ヶ月ごとに新コンテンツ・期間限定イベント・限定コスチュームを固定スケジュールで配信する。
「進化し続けるオンラインスケートボードサンドボックス」と称される本作の舞台は、スケーターのために構築された巨大なマルチプレイヤーオープンワールド「サン・ヴァンスタダム」。物理演算はFrostbiteエンジンが担当し、象徴的な「フリック・イット」システムも幸いにも復活します。定番技に加え、ウォリー、スラッピー、ファイアクラッカーといった新技も実装され、ゲームプレイのループにスパイスを加えつつ、ベテランプレイヤーにも新たな習得要素を提供する。
『Skate』への期待は天井知らずだ。15年以上も続編を待ち続けた長年のファンが原動力となっている。クローズドプレイテストに100万人以上が応募し、EAの社内記録を塗り替えた事実は、このシリーズにふさわしい正統続編を熱望する熱心なファン層が存在することを十分に証明している。EAが今やるべきことは、確実に着地を決めることだ。