『パルワールド』の開発元Pocketpairは、同作が2026年に早期アクセスを終了することを明らかにした。正式版の正確なリリース日は現時点で未定だが、終了予定が確認できたのは朗報だ。
2024年初頭の『パルワールド』初リリースは驚異的な規模だった。Steamではピーク時210万人以上の同時接続プレイヤー数を記録し、同プラットフォーム史上最もプレイされたゲームの一つとなった。発売数日で数百万本の販売を達成し、勢いは必然的に鈍化したものの、今なお強力なプレイヤーコミュニティを維持している。ゲームコミュニティからは「銃を持ったポケモン」と評され、そのキャッチーなコンセプトは多くのプレイヤーの心を捉えた。
2026年1.0版リリースまで、パルワールドにはさらなる驚きが待ち受ける
YouTube動画で、パルワールドは2026年中に1.0版をリリースする予定であることを明らかにした。発売以来数多くのアップデートが行われてきたが、これは多くのプレイヤーが待ち望んだ大きな節目であり、開発元Pocketpairにとって重要なマイルストーンとなる。動画内で、コミュニケーションディレクター兼パブリッシングマネージャーのジョン・「バッキー」・バックリーは、現在の焦点は「Palworldが早期アクセスを終了する前に必要な多くのクリーンアップ作業」にあると認め、「スタジオの目標は最終的に来年2026年にPalworldをリリースすることであり、今これらの問題を修正する時間を取ることで、最終的により良いゲームに繋がると考えている」と述べた。
バッキーは「これは今年残り、我々からの情報が少し静かになることを意味する」と主張し、また、現在進行中のウィンターアップデートが、2024年12月にリリースされた昨年のPalworld Feybreakアップデートほど大規模ではないことも明らかにした。しかし、スタジオは2025年残りに向けて「いくつかのサプライズを計画中」である。
この発表を受けても、パルワールドの将来性について懸念する必要はない。バッキーは開発が「減速したり縮小したりするわけではない——むしろその逆だ」と断言し、パルワールドの1.0アップデートには「本当に膨大な量のコンテンツ」が収録されると述べた。仮に2026年に早期アクセスを脱却できれば、2年以上に及ぶ旅路が完結することになる。そしてその先にも、さらなる展開が待っていることを願いたい。