ノーティードッグのファンは、スタジオの次回作『Intergalactic: The Heretic Prophet』に関して予想外の興奮する情報を得た。開発が当初考えられていたよりも進んでいる可能性があるようだ。『Intergalactic: The Heretic Prophet』のリリースはまだ数年先と思われるが、ノーティードッグは本作のローカライズ担当者を募集している。これは通常、ゲーム開発プロセスがかなり進んだ段階で発生する動きである。
過去20年間、ノーティードッグは『The Last of Us』と『Uncharted』という2大IPのみに専念してきた。両シリーズは多くのゲーマーから愛されているが、同社が新たな挑戦にその技術を注ぐことを待ち望む声も少なくなかった。幸いなことに、コミュニティの願いは叶った。2024年12月のゲームアワードで『Intergalactic: The Heretic Prophet』が発表されたのだ。ノーティードッグによるこの全く新しいSFIPでは、タティ・ガブリエルがジョーダン・A・マン役を演じる。彼女は「ファイブ・エース」と呼ばれる犯罪組織を追跡中に、辺境の惑星に取り残されてしまう。
ノーティードッグ、『Intergalactic』のローカライズを開始か
ノーティードッグは初公開時に発売日やリリース時期すら明かさなかったが、ファンはすぐに『Intergalactic: The Heretic Prophet』が2027年に発売される可能性を示唆する微妙なヒントに気づいた。この情報はまだ確認されていないものの、ノーティードッグがローカライゼーション担当者の採用を進めていることから、その可能性はますます高まっている。ローカライゼーションはゲーム開発の最終段階で実施されることが多いプロセスだ。もちろん、ゲームがすぐに完成するわけではないが、開発が順調に進んでいることを示す好材料と言えるだろう。
ノーティードッグが『Intergalactic: The Heretic Prophet』のローカライズを開始
これは通常、ゲーム開発が最終段階に近づいていることを意味します
2026年末/2027年初頭のリリースがますます確実になってきています!!! pic.twitter.com/i6uXOgWkkP
— DomTheBomb (@DomTheBombYT) 2025年10月3日
仮に開発が間に合ったとしても、ファンが2026年に『Intergalactic: The Heretic Prophet』を体験できる可能性は極めて低い。PlayStationスタジオのInsomniac Gamesが待望の『Marvel’s Wolverine』を2026年秋に発売すると発表したばかりである上に、Rockstar Gamesも来年5月に『Grand Theft Auto 6』の発売を準備中だからだ。PlayStationが自社タイトル2作品を直接競合させることはまずなく、史上最大級のゲームと目される作品と同時期にリリースすることは失敗を招くだけだろう。
『Intergalactic: The Heretic Prophet』については2024年の発表以降ほとんど情報が公開されていないが、ディレクターのニール・ドラックマンは最近「信じられないほど素晴らしい」と評している。開発者は『Intergalactic』について多くを語れないと説明しつつも、ゲームアワードで公開された映像は「氷山のごくごくごく一部」に過ぎないとファンを煽った。さらにドリュックマンは、トレーラーで示された内容の「はるか奥深く」まで物語が展開すると述べている。『アンチャーテッド』と『ラスト・オブ・アス』で大成功を収めたノーティードッグは、『Intergalactic: The Heretic Prophet』で三度目の成功を収められるか、期待に胸を膨らませているだろう。ドラックマンの最近のコメントから判断すると、スタジオはその可能性を確信しているようだ。