ディアブロ4のアソシエイトゲームディレクター、ザヴェン・ハロウティニアン氏が「12月11日のゲームアワードは皆が注目すべき」と示唆し、ファンを沸かせた。この発言を受け、ディアブロ4がゲームアワードで何らかの発表を行う可能性が囁かれている。
先月、簡体字中国語のデータマイニングから12月12日に何かが発表される可能性が示唆され、ディアブロ4の第2弾拡張パックが12月に公開されるのではとの見方もあった。12月11日のザ・ゲームアワードとの日程が近いことから自然な推測だったが、後にこれは単に中国本土でのディアブロ4の待望のリリースであることが確認されている。
『ディアブロ4』開発陣がファンに「皆が注目すべき」とザ・ゲームアワードを推奨
しかし、コンテンツクリエイターRob2628との最近のインタビューで、アソシエイトゲームディレクターのザヴェン・ハロウティニアンは、今年のザ・ゲーム・アワードにディアブロ4が登場する可能性について、さらなる憶測を呼ぶ発言をした。ロブから「ディアブロファンは今年のイベントを特に注目すべきか」と問われると、ハロウティニアンは椅子から身を乗り出し、カメラをまっすぐ見据えながら「誰もが注目すべきだ」とかなり控えめな回答をした。具体的な情報はほとんど明かされていないが、12月11日に何が起こるかについてファンの期待を高めるには十分だった。
前例がないわけではない。『ディアブロ4』はザ・ゲーム・アワードとの関わりがある。2022年のTGAでワールドプレミアトレーラーを初公開し、2023年と2024年には複数部門でノミネートされた。ブリザードがこの流れをもう1年続けたいなら、拡張パック2の発表も十分あり得る話だ。もっとも、この情報はあくまで参考程度に留めるべきだろう。ハルトゥニアンは『ディアブロ4』のTGA 2025登場を実際に約束したわけではないからだ。
ブリザードが『ディアブロ4』第2弾拡張パックをザ・ゲーム・アワードで発表するかどうかはさておき、その発表は遅すぎるほど遅れている。開発元が『ディアブロ4』の次期拡張パックを2026年まで延期すると発表した際は驚きだった。当初は年次リリースが計画されていたからだ。近々発表される可能性はファンにとって確かに期待できる見通しであり、12月11日の発表で開発元が何か隠し玉を用意していることを願う。翌12月12日には中国でのサービス開始が控えている。

