信頼できるリーク情報筋によると、噂の『Halo: Combat Evolved』リメイク版はAbstractionとの共同開発となる可能性がある。マイクロソフトとHalo Studiosは、この画期的なFPSのリメイクが実際に存在するかどうかすらまだ確認していないが、複数のリーク情報や噂がその方向を示している。『Halo: Combat Evolved』発売25周年が近づくにつれ、再構築版に関するさらなる詳細情報が流出している。
『Halo: Combat Evolved』リメイク版には依然として多くの疑問が残るものの、シリーズのファンは大きなニュースが目前に迫っていることを確信している。Halo Studios は、10月24日に開催される Halo ワールドチャンピオンシップにおいて、今後の Halo プロジェクトの詳細を発表すると発表した。シリーズ原点となる本作の新バージョンが含まれるかは不明だが、迫る大きな記念日を考慮すれば、そのようなタイトルが開発中である可能性は高く、ファンはすでにその姿を垣間見ているかもしれない。
リーク情報:アブストラクションが『Halo: Combat Evolved』リメイクの開発を支援と主張
著名な『Halo』リーカーであるRebs Gamingは10月2日、複数の情報源から「AbstractionがHalo Studiosと共同で『Halo: Combat Evolved』リメイクを開発している」との情報を得たと動画で発表した。同じ情報源によれば、本作はハイブリッドエンジンを採用するとのこと。Halo Studiosは以前、今後のHaloシリーズではHalo: Infinite』に使用された独自開発のスリップスペースエンジンに代わり、アンリアルエンジン5を採用することを既に確認しているが、今回のリーク情報によれば、刷新された『Halo: CE』ではビジュアルのみアンリアルエンジンを使用し、ゲームメカニクスは『Halo: Reach』のBlam!エンジンの改良版が担当するという。これは『マスターチーフコレクション』と同様の構成となり、同作ではBlam!、Saber3D、Unreal 4が混在して使用されていた。
Abstractionとの共同開発候補として噂されるHalo: CEリメイクの選択は理にかなっている。Abstractionは以前『マスターチーフコレクション』のクリエイティブ共同開発者として関与しており、他のリメイク作品、特に『マスエフェクト レジェンダリーエディション』での経験も有する。同スタジオは『エルダースクロール4 オブリビオン リマスタード』を手掛けたVirtuousの一員でもある。『オブリビオン リマスタード』が発売後3ヶ月で900万人以上のプレイヤーを集めた実績を考えれば、フランチャイズが再活性化を図るこの時期に、同スタジオが『Halo』リメイクを支援するのは理にかなった選択と言えるだろう。
また、Xboxとソニーがコンソール独占から徐々に距離を置く中、『Halo: CE』リメイクがPS5にも登場する可能性も噂されている。『Halo』シリーズの他プラットフォーム進出の噂はリメイク説と同じく以前から囁かれてきたが、関係者の公式発表がない限り、どちらも単なる憶測に過ぎない。幸い、ファンが詳細を知るまで長く待たされることはないかもしれないが、現時点では全ての情報を鵜呑みにせず、冷静に受け止めるのが賢明だろう。