コジマプロダクションズは、新作アニメーション映画『デス・ストランディング:モスキート』の初公開映像を公開した。シリーズ生みの親である小島秀夫は、今後数年間でデス・ストランディングIPを拡大する多くの計画を持っているようで、モスキートは東京を拠点とするスタジオ「コジマプロダクションズ」と連携して開発中のプロジェクトの一つに過ぎない。
ファンにとって興味深いのは、モスキートのアニメ映画に加え、コジマプロダクションズがA24製作によるデス・ストランディングの実写映画化も進めている点だ。
両作品に共通する興味深い点は、おなじみの『デス・ストランディング』世界を舞台としながらも、全く新たな物語を描くことだ。待望のアニメ映画の新トレーラーは、謎めいた主人公に関する前例のない詳細をほのめかし、この点を裏付けている。
デス・ストランディング:モスキート、奇妙な新主人公を登場させる
「ビヨンド・ザ・ストランド」イベントで公開されたティーザートレーラーでは、小島プロダクションが近々公開予定のアニメ映画『デス・ストランディング:モスキート』の2分間の映像を公開。奇妙な主人公が登場する。おそらく「モスキート」という異名を持つこのキャラクターは、敵の身体から「何かを吸い取る」ように見える奇妙なマスクを装着している。ただし、この能力が戦闘でどのように役立つのか、またそもそもどうやって得たのかは不明だ。なお、タイトル『デス・ストランディング:モスキート』は仮称であり変更される可能性があるが、現在の公式ポスターではこの名称が使用されている。
『デス・ストランディング:モスキート』の制作陣について:プロデューサーは小島秀夫が務め、監督はアニメ『プリキュア ドリームスターズ!』などで知られる宮本博が担当している。脚本はアーロン・グジコウスキーが担当。テレビシリーズ『レイズド・バイ・ウルブズ』やヒュー・ジャックマン&ジェイク・ジレンホール主演の映画『プリズナーズ』など、高い評価を得た作品の脚本を手掛けてきた。グジコウスキーは『デス・ストランディング』アニメ映画が最初に予告された際、最初に名前が明かされた人物の一人だ。アニメーション制作はABCアニメーションスタジオが担当し、人気アニメ『ダンダダン』を手掛けるスタジオイースターが背景デザインを担当している。
ファンは既に、主人公の蚊のような能力がどのように機能するのか、そして『デス・ストランディング』の終末世界において何を意味するのかについて推測を始めている。また、予告編の後半で「蚊」がポーターと激しく戦っている様子から、そのキャラクターの意図についても関心を寄せている。現時点では、公式の詳細発表を待つしかない。デッドストランディング:モスキートのストーリーで何が起きているのか、正確に把握するのは難しいからだ。残念ながら、正式な公開日や時期は未だ明らかにされておらず、これまでに公開された情報は短いティーザートレーラーと、プロジェクトの主要スタッフ名のみである。