ファンプロジェクト『Skyblivion』は、『The Elder Scrolls 4: Oblivion』を『Skyrim』のエンジンでリメイクするプロジェクトで、新たな開発アップデートを公開しました。このリメイクプロジェクトは、2025年のリリースを目指して、世界観を刷新し再構築したバージョンを制作中です。
『Oblivion』のファンは、ゲームが公式リマスターされることが発表されると大喜びしました。そして『Oblivion Remastered』は、その期待に応える内容となっています。しかし、10年以上かけて進行中の『Skyblivion』プロジェクトは、依然として継続中です。両タイトルは互いに独自の体験を提供し、Skyblivionは単なるリマスターを超えた存在へと成長しています。
Skyblivionが開発進捗報告を公開
Skyblivionは開発の最終段階に差し掛かり、新たな開発日記を公開して進捗を報告しました。動画で説明されているように、Skyblivionは現代のグラフィックで資産を再現するだけでなく、2006年のリリース前に削除されたOblivionの要素を復元する試みも行っています。その代表例として、Sutchが標準ゲームで要塞として登場したものを拡張した点が挙げられます。Sutchは当初、都市として設計されていましたが、Skyblivionチームは破壊された都市として復元する作業を進めています。都市にはKynarethの礼拝堂が追加され、独自の守護神が与えられました。
確立された都市アンビルも大幅なリニューアルを実施中です。オリジナルコンセプトアートを参考に、Skyblivionチームはアンビルの港を再設計し、町外れの桟橋を拡張しました。Lelles’ Quality Merchandiseはアンビル内に移動し、新たな錬金術店「Tide and Tonic」が追加されました。動画では、新装されたアンビルの主な変更点を簡単に紹介しています。
Skyblivionはデッドランドの拡張も進めており、2つのバイオームに分割しました。バーンは炎に包まれた原型的なエリアで、セバーは『The Elder Scrolls Online』での外観を基に追加されました。バーンとは異なり、セバーは常に雷撃の攻撃を受けています。ランダムに選択されるワールドのプールも、オブリビオンのオリジナル7つから11つに拡大されました。これらは主に、繰り返しと単調さを軽減するために行われました。
Skyblivionは 아직リリース準備が整っていませんが、チームは着実に進めており、次にThe Imperial Cityを展示する予定です。この動画の公開時点ですでに2025年の半分が経過しているため、ファンはゲームが現実となるのを長く待つ必要はありません。